【失業給付めぐりハローワークの職員に恨み】灯油まきライターで…“放火未遂”などの罪に問われた男「話し合いできていれば火をつけるつもりなかった」函館地裁で初公判―判決は9月25日の予定〈北海道〉
函館市の無職、石戸誠治被告は2025年1月、ハローワーク函館で灯油をまいてライターで火をつけ、放火しようとした現住建造物等放火未遂などの罪に問われています。
函館地裁の16日の初公判で、石戸被告は「物を壊した時点で話し合いができたら放火をするつもりはなかった」などと起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、石戸被告は「失業保険の給付金が支払われなかったことで、ハローワークに恨みを持っていた」と指摘しました。
一方、弁護側は脅かすためにやったことで、甚大な被害は想定していないとして情状酌量を求めました。
判決は9月25日に言い渡される予定です。