クラクション鳴らし警察署の前を『飲酒運転』署の玄関前に進入した自称54歳の無職男を逮捕「運転していないと思う」基準値超えるアルコール検出・大声上げ会話が噛み合わず・免許証みつからず＜北海道小樽市＞

酒気帯び運転の現行犯で男を逮捕した北海道警小樽署

　飲酒運転でクラクションを鳴らし警察署の敷地内に進入した男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。

　逮捕されたのはいずれも自称で住所不詳・無職の54歳の男です。

　男は酒気を帯びた状態で9月15日午後11時30分ごろ、小樽市富岡1丁目の道道で軽乗用車を運転し、16日未明に逮捕されました。

　現場は北海道警小樽署の目の前の道路で、警察によりますと逮捕前、軽乗用車がクラクションを何度も鳴らし走行していることに署員が気づいていました。

　その後署員が防犯カメラで状況を確認していたところ、軽乗用車が署の正面玄関前に進入してきたということです。

　署員が運転する男から事情を聴こうとしたところ、酒の臭いを確認。呼気を検査したところ基準値を超えるアルコールが検出されました。

　男の所持品から危険物などは見つかっていませんが、大声を上げるなど署員と会話は噛み合わず、調べに「運転していないと思う」などと供述しているということです。

　逮捕当時、男の免許証は発見されておらず、警察は男の飲酒や免許の取得状況のほか警察署を訪れた理由などを調べています。