【石破首相が辞意表明】鈴木宗男・貴子親娘議員の評価は割れる…北海道の有権者からは厳しい声も「もっと早く辞任を」「コロコロ代わるのは困る」…長引く政治空白に専門家は「二重の裏切り」
「閣僚であるから総裁選に出馬することを妨げる理由は何もない。当然、認められる」(石破茂首相)
辞意表明から一夜明け、後任を決める自民党総裁選が事実上スタート。
日程は9月22日告示、10月4日投開票が有力視されています。
「組織の長としてのしかるべき決断というものがあるのではないかということを、繰り返し総裁にも直接意見してきた。自民党のいいところは、議論もするけれど一つのことを決めたら目標に向かって力を合わせていく力強さがある」(自民党 鈴木貴子衆院議員)
一方、前倒しは必要ないと訴えていた議員は。
「見事な決断だと思う。関税問題にけりがついた段階で身を処した。裏金議員と称される人たちが夜な夜な会合をするなど、昔の自民党と全く一緒」(自民党 鈴木宗男参院議員)
野党からは政治空白の長期化を懸念する声が上がっています。
「この50日間に何が進んだのかと言えば、何も進んでいない。一刻も早く、さまざまな対策を打つような取り組みをすべき」(立憲民主党道連代表代行 勝部賢志参院議員)
7月の参議院選挙からすでに50日が経過。
争点となった物価高対策などの重要課題は、たなざらしになったままです。
北海道内の有権者は。
「もっと早く辞任してもよかった。物価高対策も消費税減税も、言っている割に何も変わらない。給付金を出すと言っていて、まだ実施されていない」(北海道民 50代)
「給付金で目に見える金がもらえると期待していたが、この先石破首相が代わってどうなるのか」(北海道民 40代)
「食品が高くなっている中で、国民に還元してから辞職してもよかったのでは」(北海道民 40代)
「代わった人がこれまで以上によくなる方向に動けるのか、そこにはちょっと疑問符がつく。ころころ変わる感じでは困る」(北海道民 コメ農家)