【石破首相が辞意表明】鈴木宗男・貴子親娘議員の評価は割れる…北海道の有権者からは厳しい声も「もっと早く辞任を」「コロコロ代わるのは困る」…長引く政治空白に専門家は「二重の裏切り」
政治が停滞している現状について、政治学に詳しい専門家は。
「国民が参院選で示した民意は『自民党を信用しない』ということ。それに加え、その後の自民党の動きが世論を裏切る二重の裏切りのような形になった」(国学院大学 山本健太郎教授)
現金給付か消費税の減税かなど、物価高対策の論議が進まないことについては。
「予算編成をしてからではないと難しい。今のスケジュール感だと早くて来年度に入ってから。野党と話をしなければ何事も前に進まないというのが今の状況」(山本教授)
政治空白がこれ以上長期化しないよう、速やかな後継選出と国会での論議が待たれます。
7月20日に参院選で自民党が敗北。9月8日に石破首相が退陣を表明しました。
今後、9月22日に総裁選告示、10月4日の投開票で新首相指名されるとみられています。
10月下旬の臨時国会でようやくわれわれの生活にかかわる物価高や緊急の経済対策の議論がスタートする予定です。
国民の生活が楽になるための国会での議論を早く進めてもらいたいと感じます。