【記録的大雨】「こんなひどい雨は70年近く生きてますけど、ちょっとあまり体験しない雨」北海道北部豊富町では24時間降水量が175.5ミリ「観測史上一番の大雨」豊富町と天塩町で約670人に避難指示発令
また、町内にあるホテルでは、水が建物に迫り消防隊員らが土のうを運び、少しでも浸水を防ごうと対策をしていました。
24時間降水量は豊富町で175.5ミリと、観測史上一番の大雨となったほか、幌延町で104ミリと北海道北部を中心に大雨に見舞われています。
豊富町と天塩町では、土砂災害の危険が高まっているとして、約670人に避難指示を発令。
合わせて53人が避難しています。
「こんなひどい雨は70年近く生きてますけど、ちょっとあまり体験しない雨ですね。家にいるのは危ないのかなと思って」(避難した人)
このほか、幌延町と礼文町でも自主避難所が設けられています。
このため、旭川・稚内間では、バスによる代行輸送が行われました。
道内は、8月27日夕方にかけて、さらに120ミリから150ミリの雨が降る予想で、日本海側北部とオホーツク海側北部は大雨による土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。