【3連休の最新予報】北海道の上空には秋の空気…大気の状態は不安定!あすも局地的な激しい雷雨に注意を【菅井さんの天気予報 7日(木)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう7日(木)24時間降水量
桧山地方や太平洋側東部で雨量が多くなりました。
せたな町で85.5ミリ、釧路市は56ミリでした。
特に、釧路市は、おととい5日(火)に100ミリを超える大雨に見舞われたばかりです。
繰り返す雨で、地盤が緩んだり、川も増水しやすくなっていますので、
週末にかけて、引き続き、ご注意下さい。
◆きょう7日(木)の気温
雨で厳しい暑さからは解放されました。
札幌の最高気温は26.5℃で、
前日より4℃も低く、平年並みに戻りました。
道南は、蒸し暑く感じられたかもしれません。
厚沢部町は28.2℃まで上がりました。
◆あす8日(金)の天気
大気の不安定な状態が続き、
局地的に激しい雨が降るでしょう。
総雨量は、最大80ミリで、短時間で集中して降るため、
排水が追い付かず、浸水や冠水にもご注意下さい。
雷を伴うおそれがありますので、停電対策も見直しておきましょう。
◆あす8日(金)の気温
日本海側は、前日より2~4℃高い所が多く、
札幌の最高気温は25℃と、9月を先取りする涼しさです。
夜はぐっと気温が下がり、しのぎやすくなるでしょう。
◆札幌10日間予報 8日(金)~17日(日)
9日(土)も、変わりやすい天気で、
急な雷雨に注意が必要です。
10日(日)も、にわか雨の可能性がありますので、
外出は雨具をお持ちください。
連休前半は、大気の状態が不安定なため、
レジャーやキャンプなどは最新の情報に注意をし、
無理な計画を立てないようにしましょう。
11日(月・祝)から来週前半にかけては青空が戻り、気温が上がるでしょう。
ただ、日差しが強くても30℃を下回り、日陰や朝晩は過ごしやすくなりそうです。