鈴木宗男議員「私は自民党に育てられた政治家」…臨時国会召集で北海道関連の議員が意気込みを語る…消費税減税は? 裏金問題は? ガソリン暫定税率は? 有権者の示した民意は実るのか
石破総理の進退について割れる意見。野党議員からは。
「総理は国の代表なので、政治を停滞させないようにする対応が求められる。いずれにせよ、しかるべき責任を取るべきだと思う」(立憲民主党 勝部賢志参院議員)
「今回の選挙の結果って、石破さんだけのせいなのかって、自民党政治そのものに対するノーだと思うんですよ。単に石破おろしをしていても意味がないと私は思いますよ」(立憲民主党 逢坂誠二衆院議員)
政治が停滞する中で、とどまるところを知らない値上げラッシュ。
7月の参院選で多くの有権者が求めたのが物価高対策でした。
争点となった現金給付か消費税減税かの議論。その行方はどうなっていくのでしょうか。
「(Q:物価高の対策は?)それは今後の執行部がどういう体制になるかによりますし、どういう形で政権は誰が担うのか。どういう枠組みで進めるかによってまた変わってくる話ですから、これは今どうしようってことは言えない」(自民党 中村裕之衆院議員)
「野党は今回の参議院選挙で、物価高対策を与党以上に強く主張してますので、そういったことをやっぱりしっかりやっていくっていう、その機運にしなければいけないと思っています」(立憲民主党 逢坂誠二衆院議員)
与野党ともに手探り状態の中、実効性のある物価高対策ができるのか。
有権者からは。
「経済的にまわって手取りが増えた方がいい」
「税金を物によって変えてほしい。ぜいたく品だけにしてほしい」
「給付金はうれしいが、現実になるのかはあまり期待しない」(いずれも有権者)
今後、国会で必要な議論とはどのようなことなのでしょうか。そして、政治はどのように動いていくのでしょうか。
専門家は。
「給付金であれば金額とか範囲とか、減税の場合は軽減税率部分だけか全体か。自民党、公明党がやらなければいけないのは、野党とどう話し合い枠組みをどうするのか。それより手前の石破総裁の辞任という話しかできていない。政治の機能不全が気になる」(国学院大学 山本健太郎教授)
参議院選挙で示された民意は、実を結ぶのでしょうか。