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おなじみ「地元の掲示板ジモティー」の店舗がオープン〈“ジモティースポット札幌”不用品だけどまだ使えるモノをリユース!〉予約不要で持ち込むだけ―リサイクルの選択肢増やしごみ減量へ_北海道札幌市

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 不用品をごみにしないで必要とする人のもとへ。


 札幌市と民間会社が連携し、地域で人とモノを結ぶ新たなリユーススポットが8月1日からオープンしました。

 「オープンです。よろしくお願いいたします」(店の関係者)

新しくオープンした「ジモティースポット札幌白石店」

新しくオープンした「ジモティースポット札幌白石店」

 札幌市白石区にオープンした「ジモティースポット札幌白石店」。


 「不要になったけれどもまだ使えるモノ」を地域間で譲りあえる新スポットです。

オープン初日に不用品を持ち込む人

オープン初日に不用品を持ち込む人

 仕組みは、不用品がある人は予約不要で持ち込むだけ。


 一方、欲しいモノがある人は情報サイトで検索し、低価格で譲り受け、店を訪れて引き取ります。

 不用品のマッチングを手軽に成立させるのが狙いです。

 「子どもの読まなくなった本を持ってきた。直接やり取りの不安がなくて簡単に利用できるのがいい」(訪れた人)

ジモティーの加藤貴博社長

ジモティーの加藤貴博社長

 「地元の掲示板ジモティー」のコマーシャルでおなじみのジモティーが札幌市と連携して運営。


 これまでジモティーはオンライン上でモノやサービス、情報のやり取りをマッチングしてきました。

 今回、北海道に初めて実店舗を構え、捨てる前に持ち込んでもらう新たなリユースを広げたいとしています。

 「買い取ってもらうのとは違った効果が不用品を整理することで出てくる」(ジモティーの加藤貴博社長)

札幌市環境局の宮岡完課長

札幌市環境局の宮岡完課長

 また、札幌市が進めるリサイクルの取り組みとも、差別化が図られています。


 「(札幌市では)大型ゴミの中でリユースに使えるものを補修等をして再販売している状況で、ジモティーは比較的小型のものを扱っている」(札幌市環境局の宮岡完課長)

 捨てる前にリユースを。

 リサイクルの選択肢を増やし、ごみの減量の取り組みが広がっています。


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