避難する車で渋滞 食事にありつけない観光客 物流にも影響…“津波警報”に北海道各地で混乱…釧路市では避難指示が出されたのは津波がすでに到達したあと 市は「訓練を徹底していきたい」
物流にも影響が出ました。
釧路市のスーパー「あいちょう」は津波警報を受け、7月30日は臨時休業を決め全ての従業員が店から避難しました。
「流通はかなりまひした。きのう届くはずがきょうになったり、きょう届くものがあしたになったりとか。そんなにすぐに食品が届かないことを皆さんに伝えたい」(あいちょう 相澤長昇社長)
混乱は行政にも及びました。
7月30日、津波警報が出されたのは午前9時40分。
釧路市が約2800世帯に避難指示を出したのは、その約1時間20分後でした。
市の職員が情報収集に追われていたためで、すでに津波の第一波が到達した後でした。
釧路市は今後「訓練を徹底していきたい」としています。