【14年ぶり北海道への津波警報から一夜】一時3万5000人あまりが避難…運休続くJRに切符求めて行列&フェリーは入港待ちも_「正直本当に戻れるか心配で怖かった」約32時間で『注意報も解除』
特急30本を含む171本が運休となり、午後からは各方面と札幌を結ぶ特急は、運転を再開しました。
「本当はノロッコ号に乗ろうと思ったんですがきのうは一日ホテルに閉じ込められて。それでは7階に行きましょうって言って逃げた。生きて帰れてよかったです。また来年きます」(観光客)
また、津波の影響はフェリーにも…。
7月31日朝、次々と4隻のフェリーが苫小牧港に入港しました。
実は津波の影響で港への入港ができず、30日から沖で待機していたフェリーです。
苫小牧海保によると、乗客の体調を考慮し、乗客678人と自家用車だけを降ろす臨時の措置をとったということです。
「正直本当に戻れるか心配で怖かった」(下船した客)
この津波で、北海道内では厚岸町の避難所で1人が足の骨を折る重傷、13人が軽傷などの被害がありました。
北海道内に発表されていた津波注意報は、31日午後4時30分にすべて解除されました。