【ファイターズ】“投手王国” 柴田獅子が次世代の王へ 2024年ドラフト1位ルーキー19歳の柴田獅子がプロ初登板で3回をパーフェクトピッチング「本音を言うとまだまだ投げたかった」
北海道日本ハムファイターズは7月26日(土)、本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOで千葉ロッテマリーンズと対戦し、5対0で勝利しました。ファイターズはこの試合の勝利でオールスターゲームを挟んで4連勝、貯金を22に伸ばしました。
【画像】ファイターズ 7/24オールスター2戦でMVPに輝いた清宮幸太郎選手ほか
ファイターズの先発は2024年ドラフト1位ルーキー柴田獅子(しばたれお)選手(19)。予定していた40球以内にしっかり収めた39球で3回を投げきり、1人もランナーを出さない完璧なピッチングを披露しました。マウンド上ではプロ初登板とは思えない落ち着きを見せ、新庄監督も「マウンドで、自分でしっかり考えながら、前の攻め方から計算してピッチングを組み立てて抑えているように見えた」と19歳ルーキーの堂々とした立ち振る舞いを高く評価。
さらに新庄監督は「今日のペースで投げたら実際何回まで投げられたのかな。次投げる時にものすごく期待させるものがあった。あとは(球速)156とか157とか出そう。ランナーを背負ったときにそういうボールが投げられるピッチャーになってほしい」と次回の登板へ向けて柴田獅子選手への期待を語りました。
なお、柴田獅子選手は1軍登録抹消後、再びファームでまずは5回を投げ切ることを目標に登板を繰り返して徐々に球数を増やし、先発ピッチャーとして1軍登板を目指す予定ということです。
柴田獅子投手はこの試合のパーフェクトピッチングを振り返って
「想像通り楽しいマウンドでした。あんなに沢山の拍手をしてもらったことはなかったので、やっぱり1軍はいいなと思いました。プロを相手に通用するかは未知数だったので、初心に戻って初回は真っ直ぐで勝負しました。ファールと空振りの反応がよかったので、そこは手応えを感じたところです。本音を言うとまだまだ投げたかったですが、3イニングを投げられてよかったです」
とプロ1年目らしからぬパーフェクトコメントを残してくれました。
今シーズンここまでファイターズのチーム完投数は両リーグトップの19、さらにチーム防御率はパ・リーグトップの2.23。ファイターズ投手王国で柴田獅子選手は次世代の王になれるのか。若き才能の今後の活躍に注目です。