【日本ハム】“ブリブリ狙ってました”清宮幸太郎がMVP ！ホームラン含む3安打2打点、万波＆レイエスもヒット 田中正義は三者凡退、達孝太は一発被弾もセーブ

MVPに輝いた清宮幸太郎選手（北海道新聞社提供）

　7月24日（木）、マイナビオールスターゲーム2025第2戦が、横浜スタジアムで行われました。

　北海道日本ハムファイターズからは、ホームランダービー決勝でDeNA・牧修悟に惜敗した清宮幸太郎が「2番・三塁」、万波中正が「9番・右翼」でスタメン出場。レイエスも途中出場し、投打でチームの存在感を示しました。

　試合前の悔しさをぶつけるように、清宮は打席で大暴れ。初回、楽天・宗山塁の先頭打者ヒットからチャンスが生まれると、続く清宮が阪神・村上頌樹投手の4球目をレフト前に運び、チャンスを拡大。1死後、ロッテ・山本大斗の中前適時打で宗山とともに生還しました。

　2回には万波がレフト線へツーベース。再び宗山がタイムリーで還すと、続く清宮はセンターオーバーのツーベースでさらに1点を追加。4回の第3打席では、巨人・グリフィンの2球目をライトへソロホームランを放ち勢いを加速させます。

　三塁打が出ればサイクル達成という6回の第4打席では左飛、最終打席は一塁ファウルフライに倒れ記録達成はならなかったものの、3安打2打点大活躍で文句なしのMVPに輝きました。

　万波もヒットを放ち、レイエスも1安打と続き、日本ハム野手3人はいずれも結果を残しました。投手陣では、6回裏に田中正義が三者凡退の好リリーフ、8回には達孝太が登板し、阪神・近本光司に一発を許すも、9回を無失点に抑えてセーブを記録。試合はパ・リーグが、10対7で勝利。連勝で存在感を示す2日間となりました。

試合後のヒーローインタビューで清宮は、
「ホームランダービーで牧さんに負けちゃったので、試合で取り返したかった。ガラポンで2番引いたおかげです」と笑顔。ホームランについては「初球にカットボールを見れたのが大きかった」と振り返りつつも、「ブリブリ狙ってました！」とおどけ、惜しくも逃したサイクル安打については「持ってないなという感じ。打ちたかったです」と悔しさをにじませながらも、「今日みたいなホームランをたくさん打てるように、これからもやっていきたいと思います」とファンにメッセージを送りました。