「一杯1万円」だった”積丹半島のウニ丼”…お値段は?出漁半減の2024年⇒天候安定・生育良好の2025年「これからウニはもっと本気出してまだまだ甘くなります」〈北海道〉
2024年はしけの影響でその半分ほどしか漁に出ることができず、ウニ丼は高いときで一杯1万円まで値段が跳ね上がりました。
2025年は天候が安定し、ウニの生育状態も良いため、6月18日は一杯6500円でした。
「他のところで食べるウニと全然違う。これって美国で食べられる期間限定じゃないですか。来れるときに来ないと」(札幌市から来た客)
「びっくりしました本当に。全然味違うから。甘くて」(東京から来た客)
「甘くてスイーツみたいにとろける。おいしいですね、こっちで食べると。確かに(値段は)高いんですけれど、あっちで食べるよりは高くてもこの価値はある」(名古屋から来た客)
店ではもっとお得に積丹の味覚を味わってもらおうと、メニューの開発も進めていました。
「お待たせしました。活タコです」(下澗店長)
「タコ!?」(八木フィールドキャスター)
「活タコです」(下澗店長)
岩太郎商店の新名物「活たこうに丼」です。
朝締めのタコの新鮮な食感。
さらにその上にウニをのせました。
値段はウニ丼の半額に近い3800円です。
「タコとウニ、あいますね!積丹の青い海が広がっているよう」(八木フィールドキャスター)
7月上旬まで味わえるタコとウニの共演。
ウニの価格高騰が続く中、味とのバランスを探りながら地元では旬の味を守ろうとしていました。
「(ウニの価格を)下げようと思ったら、他の(地域のウニを)混ぜたら下げられる。やっぱり積丹のおいしいウニってことでなるべく頑張りたいと思ってます。7月、8月とどんどん甘くなるんですよ。果物が熟すみたいに。味もこれからウニがもっと本気出してきます。まだまだ甘くなります」(下澗店長)
いただけるのは8月末ごろまでです。