【なぜ…イワシと養殖魚が大量死】海の“いけす”でホッケ約2000匹が全滅―流入した大量のイワシで酸欠か〈トラウトサーモンが全滅した漁港も〉地元の人は「イルカに追いかけられたのかな」北海道松前町
海中に入れたカメラに映る異様な光景。魚が網に突き刺さっています。
「いけすの中をよく見てみると、たくさんのイワシが網に刺さっています」(阿部空知記者)
死んでいたのは大量のイワシでした。18日午前、松前町の江良漁港で見つかりました。
12月14日、せたな町の漁港で、養殖のトラウトサーモン約6600匹が死んでいました。
さらに17日には上ノ国町の漁港でも養殖のトラウトサーモン約5000匹が。
いずれもいけすやその周辺でイワシが死んでいました。
この現象を見た地元の人は。
「イルカに追いかけられたのかな。イルカがいっぱいいたから」(地元の人)
海に詳しい専門家は、「何か大きい生物に追われパニック状態になったイワシが漁港に押し寄せてきた可能性が高い」といいます。
さらに「一斉になだれ込んだことで周辺で酸欠状態を引き起こし、大量死に繋がった」とみています。





















