【ファイターズ】北海道移転後1500勝達成！達孝太が3勝目「初試合の日は僕の誕生日」レイエス＆伏見のタイムリーで快勝、玉井が今季初セーブ 「いつもこんなとこで投げている正義は凄い」

北海道日本ハムファイターズ3-1東京ヤクルトスワローズ

今季3勝目をあげた達孝太投手

　交流戦2カード続けて負け越しているパ・リーグ首位の北海道日本ハムファイターズは6月10日（火）からエスコンフィールドHOKKAIDOでの6連戦がスタートしました。その初戦、達孝太投手が東京ヤクルトスワローズとの初戦のマウンドに立ちました。

　ファイターズは初回、2番五十幡亮汰がフォアボールで出塁すると続く清宮幸太郎がヒットで続き1アウト一、三塁のチャンスを迎えました。ここで「オープン戦での対戦で球筋をイメージ出来ていた」という4番レイエス選手がスワローズ先発のランバート投手からレフトにタイムリーヒットを放ち1点を先制します。

　レイエス選手は「とにかくランナーを返す意識で、いいところに飛んでくれました」とコメントしました。

　6回裏は1アウトから7番石井一成選手の右中間を破る2ベースヒットのあと、送りバントで2アウト2塁のチャンスを作りました。

　9番伏見寅威選手が「達が頑張って投げていたので、なんとか追加点を、という思いだった」と振り返った右中間へのタイムリーツーベースで、待望の追加点をあげました。

6回タイムリーツーベースを放った伏見寅威選手

　先発した達孝太は、6回までフォアボールとヒットでランナーを許しましたが、安定したピッチングで2安打無失点とスワローズ打線を沈黙させました。

　ところが続く7回表にピンチを背負います。この回先頭の3番サンタナ選手にレフト線にツーベースヒットを許しノーアウト2塁のピンチ。4番オスナはレフトフライ、5番宮本選手を三振に打ち取り2アウト。6番内山選手のレフトへの浅いフライを守備変更直後の浅間大基選手がナイスキャッチで得点を許しません。

　達孝太投手は7回を113球、被安打3、三振6、失点0でマウンドを降ります。
　「立ち上がりは状態が悪かったのですが、徐々に修正することができました。試合中に修正できたのは初めてだったので、収穫となりました。また100球を超えても少し余裕を持てたので、前回登板より前に進んでいると思います。あとは中継ぎ陣の方々に託します」と今日の投球を振り返りました。