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【ファイターズ】「ここぞという場面で打てる打者になりたい」清宮幸太郎が交流戦での活躍誓う!ソフトバンク・近藤からのアドバイスで復調も

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清宮幸太郎選手

清宮幸太郎選手

 昨シーズン自身初の3割を記録し、今季はシーズンを通した活躍が期待される北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手(26)に、今シーズン序盤の戦いぶりと、先週始まった交流戦への意気込みを聞きました。

◆「ここぞという場面で打てる打者になりたい」プロ8年目、勝負強さにこだわり

 

 

 今シーズンは、ここまでの成績は打率.248 21打点 4HR。


 「調子は ぼちぼち」と話しつつも、「打点も打率もHRも全然足りていないです」と率直に序盤を振り返りました。

 昨シーズンは自身初の打率3割 15HRを記録、確かに物足りない数字です。

 しかしし、得点圏打率は高く、ここまで打率.295。横浜DeNA戦でも2試合連続のタイムリーを放つなど勝負強さを見せています。本人も「ここぞという場面で打てる打者になりたい。数字は伸びなくても、良いところで打ってくれる。そういう勝負強い選手になりたい」と重要な局面での一打に強いこだわりを持っています。

◆課題は新庄監督にも指摘された“割れ” ソフトバンク・近藤に指摘され復調も

新庄監督に打撃指導される清宮選手

新庄監督に打撃指導される清宮選手

 調子を上げるための課題は明確でした。


 5月21日には、新庄剛志監督から打撃指導。「“割れ”ですね。上半身と下半身が一緒に出てしまう癖があるので、『右足で踏み込んだ時にグリップが後ろに残すように』と、いつも言われています」と、指導内容を明かしました。

 さらに、5月27日。今シーズン4号のHRを放ったソフトバンク戦では、試合前に元チームメイトの近藤健介選手(31)からアドバイスを受けたと言います。

 「(近藤選手が)ケガをしている間に僕の打撃も見てくれていたみたいで。『ちょっと右肩が入りすぎてバット出てきていなんじゃない?セカンドを見るぐらいで構えてもいいんじゃない?』とアドバイスをもらいました」

 近藤選手のアドバイスを受け、この試合から右足をいつもより広げる打撃フォームを試すと、有原航平投手からホームランを放ちました。

 「そこから良い感じになっています。でも、(調子が)上がってきたと言ったら下がりそうなので。ちょっといい感じかな」と手ごたえをにじませました。


◆「野手がもっと頑張らないと」チームは首位 交流戦での活躍を誓う

 交流戦については「初めて対戦する投手が多いので、1打席目の情報を活かさないといけない」と語った清宮選手。さらに「順位の変動もすごいある時期。交流戦の戦いが左右する。チームにとっても大事な時期だと思います」と分析。

 チームは現在パ・リーグ首位ですが、4位まで2.5ゲーム差と団子状態で予断を許さない状況です。

 「投手に助けてもらっていると感じています。このまま上手いこといかないと思うので野手が頑張らないといけない。」シーズン序盤はチーム防御率リーグトップを誇る投手陣の活躍に頼る場面が続きましたが、これからは打線がそれに応える番。チームの中心打者として、責任と覚悟を持っています。