【わんわんパトロール隊】愛犬との散歩中に見回りパトロールを実施―隊長は警察犬の元指導手!声かけ事案多発時期に向けて登下校中の子どもたちやお年寄りを見守る〈北海道・石狩市〉
2018年、田中さんは年齢を理由に指導手を引退。
2024年1月から現在の愛犬、きなこを飼い始め、再び地域のために活動したいと思うようになりました。
「きなこは若いからエネルギーもらいますね」(田中さん)
散歩中に声をかけた人たちもパトロール隊に加わり、登下校時間の子どもたちを見守ります。
「近所で大きい犯罪は聞いていない。抑止になったかな」(パトロール隊員)
北海道警察によりますと2024年、子どもをねらう性犯罪などの前兆となる「声かけ」や「つきまとい」の件数は6月が最も多くなっています。
パトロール隊の活動を通じ住民が声をかけあう関係もでき、地域の雰囲気もよくなったといいます。
「雰囲気は明るくなりましたね」(花川第四町内会 熊谷公平会長)
今後はさらにメンバーを増やしていきたいと考えています。
「会員を増やしてこまめにこの町を見て回りたい」(田中さん)
田中さんときなこのパトロールは今日も続きます。