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【YOSAKOIソーラン祭り】白扇子に託す夢―枝幸町「夢想漣えさし」YOSAKOIソーラン大賞5回受賞の人気チームの挑戦と絆―夢・想い・今、動き出そう!!

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震災、コロナ禍を越えてー忘れられない挑戦の軌跡

チーム練習の様子

チーム練習の様子

 印象深かった瞬間として、工藤代表は2011年のYOSAKOIソーラン大賞受賞を挙げました。「海にまつわる曲や歌詞、踊りがあるので、歌詞を途中で変更したり、メンバーの中には親が漁師だったり、本人が漁師という人もいて、複雑な思いで挑みました。震災後に岩手で演舞したこともあり、今でも忘れられない受賞です」と振り返ります。


 一方で、チームの最大の危機はコロナ禍でした。「当時、よさこいの中止が決定する前に、出場辞退の判断をしましたが、メンバーのモチベーションを保つのがとても大変でした。今もコロナ前の人数には戻っていません」と話します。

オホーツクの荒波と海風を届ける舞

大会直前のチーム練習

大会直前のチーム練習

 「夢・想い・今、動き出そう!!」というコンセプトのもと、夢想漣えさしは進化を続けています。工藤代表は最後にこう語りました。「本番は楽しむ心と感謝の気持ちで踊って欲しいです。よさこいは踊り子以外のスタッフの人数もとても多く、みんなボランティアで、運営を支えています。OGやOBも協力してくれるし、町の人たちもたくさん応援に来てくれるので、その方たちへの感謝の気持ちを込めて踊ってほしいと思います」と語りました。


 「会場に『オホーツクの荒波と海風』を届けるつもりで演舞するので応援よろしくお願いします」との言葉に、チームの誇りと決意が感じられました。

 YOSAKOIソーランまつりは6月4日(水)に開幕し、「夢想漣えさし」は6日(金)から登場します。