【止まらないコメ不足】問題発言の江藤農水大臣が事実上の更迭→後任は小泉元環境大臣―コメ価格は最高値更新「このままだと値段は下がらないのは目に見えている」道民が新大臣に望むこととは
20日に札幌市内で行われた食料品の支援会。
政府から交付された備蓄米を1人あたり2キロ配布しました。
「困っていますね。5キロとかもう下手したら4000円とかするので。(備蓄米を)集めたのなら配った方が良いんじゃないかなと」(支援会利用者)
この食料支援を行う団体の代表です。
コメに関する消費者のいらだちが理解できていない発言だと感じています。
「(江藤前農水相について)正直、非常に残念な発言だったというふうに思っています。きょう、コメを配っていてもイライラしている人がたくさんいたように、コメに対する危機感が皆さん大きいと思う」(ONFUTUREFLIGHT 釜沢剛璽代表)
おにぎりを売りにしている、こちらの居酒屋。
今後のコメ価格も心配しています。
「9月10月には新米は出るのでその時に高値で取引された在庫はどうなるのか。新米も高くなるのが最悪のシナリオだ」(薄野しんせん 川原悟さん)
北海道恵庭市のコメ農家、平野隆晴さん。
80年以上4代にわたってコメを作ってきました。
新しい大臣に望むことは。
「ネコの目政策じゃないか。まじめにやっている人は怒っている。このままだと値段は下がらないのは目に見えている。輸入米をある程度入れるのと、臨機応変に対応できるような」(コメ農家 平野隆晴さん)
主食のコメが高く、買えないという異常事態。
あたらしい大臣のもと、不安なく収穫の秋を迎えられるのでしょうか。