函館の街に響くチャルメラ―80歳夫婦が人生を捧げる「バスラーメン」地元の親子は「今日来るかな?今日来るかな?」夫婦は「いつまでも続けたい」「100歳までやるもん」〈北海道〉
北海道・函館市でともに80歳の夫婦が人生の半分以上をラーメンづくりに捧げています。
店の屋号は「バスラーメン」。
移動販売に密着すると、地元で愛され続ける理由が分かりました。
「はい、塩できたよー」(寿子さん)
「目玉飛び出るくらいおいしい。個人的な感想だけど(麺が)もちもちしてておいしいとしか言えない」(女の子)
ラーメンの仕込みはすべて家で行います。
「仕込みは見えないところが一番大変。これは誰にも分らない苦労だ。食べるのは5分か10分だけど、スープ取るにしても6時間、チャーシュー煮るにしても6時間かかるんですよ」(憲雄さん)
「こんにちは」(客の女性)
「おー、元気だったか」(憲雄さん)
「この間お菓子ありがとう。おばさんと2人で食べて」(客の女性)
「ありがとうな」(憲雄さん)
「おばあちゃんからもおみやげ」(寿子さん)
「ありがとう」(客の女性)
「何歳になったの?」(寿子さん)
「2歳です」(客の女性)
「おばあちゃん、8歳とマル(0)つくんだよ」(寿子さん)
「80歳だって!」(客の女性)