【2025年もコメ不足!?】高騰続く価格…さらに『納品制限』も_在庫ひっ迫で“主食”のコメに再び危機か_まもなく田植え”豊作願い”
備蓄米の効果みられず… “17週連続”最高値更新
農林水産省の発表によると、全国のスーパーで販売された米5kgあたりの平均価格は最新で4233円。
備蓄米の効果はみられず、17週連続で最高値を更新しました。
「札幌市のスーパーでは、5キロのななつぼしが3700円台、そして一番安い3500円台のお米は売り切れています」(安野陽介ディレクター)
こちらのスーパーでは、北海道産米を中心に、2つのコメ卸売業者から仕入れていて、いずれも3000円台後半の値段で販売しています。
備蓄米は4月と5月に5kg100袋ずつが入荷しましたが、わずか2日で完売に。
「去年の倍ですから異常ですよね。許容範囲はこえているんじゃないか」(スーパーの客)
値段高騰に苦慮する中、新たな問題も…
「卸売業者の在庫がひっ迫してる状況で『納品制限』の依頼もあり、こちらも数量の確保が難しくなっている」(キテネ食品館 中塚誠社長)
ゴールデンウィーク明けの今週から、納品の数に制限を出す卸売業者が出てきているといいます。
「全体的に数量制限がなされてくると、店頭からお米が消えるという去年の夏に起きたことが起こってしまう可能性が」(中塚社長)
2024年と同じコメ不足への懸念が出てきているのです。
「(2024年と)同じことが繰り返されるって事ですか?普通じゃないですよね。考えられないですよね。主食ですから」(スーパーの客)