【大雪情報】オホーツク海側の降雪は最大30センチ!サクラ前線が進む中で季節は急ブレーキ…東部は平地でもうっすら雪景色【菅井さんの天気予報 28日(月)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう28日(月)の気温
日本海側は前日に比べて高い所が多く、
札幌の最高気温は15.9℃のほか、
最も暖かくなったのは、共和町で16.8℃でした。
一方、釧路、根室、オホーツク海側の沿岸部は1桁で、前日より寒くなりました。
◆サクラ前線は道東へ
先週末は室蘭でサクラが開花し、
きょう28日(月)は、帯広でもサクラ開花となりました。
平年より4日早く、去年より5日遅い観測です。
サクラ前線は、道東へと進んでいます。
一方、札幌や函館は満開を迎えています。
◆あす29日(祝・火)の天気
朝から冷たい雨が降るでしょう。
高い峠は、雪が降り続き、東部は麓でも次第に雪に変わるでしょう。
降雪量はオホーツク海側で最大30センチです。
札幌近郊も、定山渓はみぞれとなりうっすら積もるかもしれません。
中山峠は積雪状態となりそうです。
夜は、オホーツク海側で風が強まり、ふぶきますので、着雪停電にもご注意下さい。
◆あす29日(祝・火)の気温
札幌、旭川、岩見沢、倶知安などの日本海側は前日より10℃前後も低く、
札幌は最高気温でも5℃です。
季節は、1か月ぐらい逆戻りし、3月中旬並みの寒さです。
路面凍結にも注意が必要です。
◆全道の10日間予報 29日(火・祝)~5月8日(木)
30日(水)の午後は回復しますが、冷たい風が続き、寒さが残るでしょう。
主要都市でも、最高気温は1桁です。
5月1日(木)から2日(金)は晴れる所が多く、お花見や行楽が楽しめますが、
3日(土)以降は、すっきりしない天気で、
ゴールデンウイーク後半も傘が必要な日が多いでしょう。
なお、連休明けの7日(水)は、発達した低気圧が通過する可能性がありますので、
荒れるかもしれません。今後の情報に注意をして下さい。