【ファイターズ】エスコン5連敗中…地元ファンへ本拠地戦勝利を~4番&怪力助っ人の一撃
今シーズン、本拠地エスコンフィールドでの試合成績はここまで2勝9敗。しかも5連敗中と、久しくホーム戦でファンに勝利を届けられていない北海道日本ハムファイターズ。きのう逆転負けを喫した千葉ロッテマリーンズとのカード2戦目も、先発・小島和哉投手(28)の前に序盤から打線は沈黙、3回には1点を先制されるなど流れを呼びこむことできません。
【画像】 2025北海道日本ハムファイターズ 4/19 代打ホームランを打った万波中正選手ほか
“きょうも負けるのか…”球場にそんな空気が漂い始めた7回、2人の選手がそれを一掃しました。4番・野村佑希選手(24)“届いてよかったです”と、この試合猛打賞となる値千金の4号ソロHRで同点に追いつくと、それに鼓舞されたかのように7番・レイエス選手(29)が、打った瞬間それと分かる3号ソロ決勝弾。“1人ではありませんでした、ファイターズの全員に感謝です”とレイエス選手は一発を振り返りました。これでファイターズは6試合ぶりのホーム白星。ここから良い波に乗り、明日も勝ってカード勝ち越しへ。
きょうの隠れMVPは2塁審と1塁審。マリーンズ・岡大海選手(33)の盗塁、ファイターズ・松本剛選手(31)の1塁駆け抜けと、いずれもセーフ・アウト紙一重のプレーを、寸分の狂いもない正確なジャッジで会場を沸かせました。上記プレーはともに、両チームの監督からリクエストがあったものの、判定はそれぞれ塁審が最初に見極めたジャッジのまま。流れを切らない見事な試合作りでした。