【ファイターズ】「改めてレベルが高いことを実感 しっかり問題点を探していく」注目の初登板古林睿煬(グーリン ルェヤン)は6回途中7失点 北海道日本ハム3-8東北楽天
北海道日本ハムファイターズに今季新加入した古林睿煬(グーリン ルェヤン)投手は4月23日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた東北楽天イーグルスとの一戦で先発しました。154キロのストレートを披露するも、5回2/3を104球、打者30人に対し被安打9、奪三振5、失点7、自責点5で日本でのデビュー戦を終えました。
【画像】 2025北海道日本ハムファイターズ 4/19 代打ホームランを打った万波中正選手ほか
台湾プロ野球で、昨シーズン古林投手はリーグMVPに輝いた右腕。最速157キロの直球を武器に打者を打ち取るスタイルから、母国では“火球男”の愛称で親しまれている古林投手の初先発とあって台湾メディアの取材も入る注目の一戦となりました。
1回表、注目の立ち上がりでしたが、いきなりピンチを迎えます。四球と3番浅村栄斗のヒットで1アウト1、3塁のピンチで4番フランコのサードゴロを清宮がファンブル、1点を先制されます。
さらにキャッチャー吉田の後逸でランナーを進めると、5番セカンドゴロの間に2点目、6番村林のタイムリーでこの回3点を失いました。
2回以降はヒットを許すも無失点に抑えていましたが6回表に鈴木大地選手のタイムリー、さらに浅村選手に3ランホームランを浴びこの回4点を追加され6回途中7失点での降板となりました。
――投げた感想を教えてください
「結果に関係なく特別な1試合であることには変わりなかったです。これからもっと良くなるように頑張っていきたいと思っています」
――マウンドに上がる時の心境は
「実際にマウンドに上がるときは本当にいろんな感情が混ざっているような感じでしたが、それに関係なくしっかり楽しむということを大切にしていました」
――全体的な手ごたえは
「本当に初登板ということだったので、とりあえず投げてみる、試してみるという中で、いろんな状況があり、結果はあまり良くありませんでしたが、そこからしっかり問題点を探して次に繋げていくというところです」
――最速154K出ていたまっすぐ(ストレート)は
「自分的にはまっすぐ(ストレート)を結構捉えられていた感覚だったので、投げる位置が悪いのか、配球とかいろいろキャッチャー陣ともこれから改善していきたいです」
――カーブなど変化球は
「変化球に関してはもっとコントロールを良くできると思っています」
――全体的な収穫は
「本当にいい事も悪いことも今日の試合の中ではあったので、その中でよりよい形で、一軍や日本の野球に慣れていくっていうことと、早く改善点を探して良い方向に是正していければと思います」
――改めて日本のチームの印象は
「本当に改めてレベルが高いということを実感しました。それを今後に生かせるようにがんばります」
――エスコンフィールドHOKKAIDOの印象は
「エスコンフィールド投げるということは、素晴らしい球場なので投げていて気持ちよかったです」