サクラ前線北上中！北海道も来週は一気に華やぐ季節へ…お花見の目安は開花から約3日後【北海道の天気 15日(火)】

（菅井貴子気象予報士が解説）午後6時40分現在

◆サクラの開花予報
　今週は春が足踏みをするように冷たい雨が続いていますが、
　サクラの季節はすぐそこです。
　きょうは秋田県でサクラ開花発表があり、サクラ前線は東北北部まで
　北上しています。
　ＵＨＢお天気チームでは、道内のサクラ開花予報を
　函館で4月21日、札幌で22日と予想しています。
　あと1週間ほどですので、お花見計画を週間予報と合わせながら立てたいですね。

◆あす16日(水)の天気
　広範囲で雨が降り、風向きは変化しながら、
　午後は、西風が強まるでしょう。
　傘も差しにくくなりますので、子どもさんには雨合羽などが良さそうです。
　太平洋側やオホーツク海側は雷を伴い強く降る所がありそうです。
　夜は、山沿いで雪となりそうです。

◆あす16日(水)の気温
　道北やオホーツク海側は最高気温でも5～6℃で、
　前日より5℃以上低くなるでしょう。
　冷たい風も強く、体感温度はさらに下がりそうです。
　外出は厚手の上着が必要ですし、
　家は昼間でもストーブが欲しくなるほどです。

◆札幌の10日間予報　16日(水)～25日(金)
　17日(木)の午後は回復し、気温が14℃まで上がるでしょう。
　18日(金)は雲が多いながらも、春風が吹き、最高気温は19℃です。
　週末は、また次の低気圧が通過するため、雨が降りやすくなりますが、　
　来週前半は、天気が回復し、ポカポカ陽気です。
　サクラも咲き始めて、市内の景色も華やかに変わっていきそうですね。

◆全道の週間予報　16日(水)～22日(火)　
　17日(木)の午前中まで雨の所が多いでしょう。　
　18日(金)は天気が回復し、晴れ間が出る内陸部では、
　気温が20℃以上となりそうです。
　来週は、暖かくなりますが、網走などオホーツク海側は、
　冷たい風の影響を受けて、季節の足踏みが続きそうです。