1億円越え！ピカピカ“金の延べ棒”7本！インバウンドでにぎわう北海道倶知安町に匿名の人物から太っ腹な寄付―町長「元気頂いた。夢や希望を持てるような街づくりに」 北海道では過去にもすごい寄付者が
インバウンドでにぎわう北海道後志地方の倶知安町にさらに景気のいい話題です。
匿名の人物から金の延べ棒7本、時価総額1億円以上が寄付されていたことがわかりました。
古代文明の時代から現代にいたるまで貴重な鉱物として人類を魅了してきた「金」。
近年、相場は上昇傾向が続き、憧れの的となっています。
そんな中で…
「リゾート開発が進む倶知安町に1億円を超える金の延べ棒の寄付がありました。いったい誰がどんな思いで寄付をしたのでしょうか」（八木隆太郎キャスター）
冬はスキーリゾートとしてにぎわうこの町に2月、町内在住の匿名の人物から時価総額1億円を超える"金の延べ棒7本"が寄付されました。
重さは1本1キロ、あわせて7キロに及びます。
町長は…
「金の延べ棒を手にするのは初めてで、重みと光り輝く黄金色にすごく元気をいただいた。（寄付者からは）財政的にも大変な時期だと思う、ぜひ有効に使っていただきたい、ということでした」（文字一志 倶知安町長）
寄付をした人物がどんな人なのかは匿名のため言えないということです。
この景気のいい話に住民は。
「ホテルが建って水の使用料が増えた時、（町民の）家で断水するところも出てきている。そういうところを直してほしい」（倶知安町民）
「移動手段が限られすぎて不便。バスの本数が増えたらいい」（倶知安町で働く人）
町は金の延べ棒を現金化し新幹線開通に伴う駅前の整備など町の公共事業に充てたいとしています。
「夢や希望を持てるような街づくりに使わせていただきたい」（文字一志 町長）
道内では過去にも高額寄付がありました。
2013年には佐呂間町で、町出身の経営者から「診療所の機器購入費に」と、1億円が寄付されました。
2017年には函館市で、市内の酒類卸会社の会長から「使い道はお任せします」と4億円の寄付がありました。寄付は湯の川温泉の整備に使われました。
2019年には札幌市で、不動産経営者が「市民のために」と計約1億円で救急車3台が寄付されています。
