上空に巨大な渦…日本列島を巻き込む!北海道も17日(木)にかけて大気不安定で雷雨や暴風のおそれも【北海道の天気 14日(月)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在
◆寒冷渦
上空に寒気を伴った低気圧があり
専門的には“寒冷渦”と呼んでいます。
動きが遅いため、大気の不安定な状態が数日続くのが特徴で、
積乱雲が発達するため、局地的な大雨や雷、突風を伴うこともあり
厄介です。
北海道は17日(木)にかけて注意が必要です。
◆あす15日(火)の天気
午前中は、雨がやみ、一時的に回復しますが、
午後は、再び、雨雲が広がり、沿岸部では風も強まりそうです。
札幌周辺は、午後3時ごろから天気が崩れ、
会社や学校帰りの時間は、傘がないと濡れてしまいそうです。
◆あす15日(火)の気温
きょうと同じぐらいの所が多いでしょう。
札幌の予想最高気温は13℃です。
日差しがなく午後は冷たい雨が降るため、体感温度は低いでしょう。
◆全道の週間予報 15日(火)~21日(月)
16日(水)は、道南は暴風に警戒レベルです。
17日(木)にかけて、全道的に雨が降ったりやんだりを繰り返すでしょう。
18日(金)は日差しの出る所もあり内陸部では20℃前後まで気温が上がり、
5月中旬並みの陽気です。
19日(土)は、再び低気圧が近づき、朝から夕方にかけて雨の予報です。
晴天が続かず、春が足踏みとなりますので、サクラ前線の到達は、
来週以降になりそうです。