【障害を乗り越え…夢への第1打席】野球部のない高等支援学校から独立リーグ「士別サムライブレイズ」に入団した18歳_知的障害で諦めた普通高校での野球…一人でバットを降り続けた3年間<北海道>
琉人さんのファン1号は、チームのある士別市から300キロ以上離れた北海道・厚岸町にいました。
母親の香織さんです。
「(Q.もらった時はどうでした?)みんな泣いてたよね。琉人の泣いてる顔で一生懸命こらえたんですけど、お兄ちゃんも妹も泣いてた。うれしすぎて本当に感動ですよね。野球をさせてあげられなかったという自分の中で気持ちがあった。離れていくにつれて自分の事が自分でできるようになってきているので、すごい成長は感じていてそこはうれしいです。1人でもやっていけるんだなって」(香織さん)
「(琉人は)努力の天才ですね。自分の夢に向かってひたすら走り続ける感じ。楽しそうなので、何よりも楽しければいいかな。困ったときには助けますし。自分のやりたいことに向かって進んでくれればなと」(兄・啓斗さん)
「合流初日から一緒に工藤くんとして、兄貴のように慕ってくれて。最初の頃に比べてレベルアップして、吸収力も早くてとてもいい子です」(士別サムライブレイズ 平田翔大さん)
「『工藤琉人』って言ったら野球なんだなって、やっぱり野球になるとすごいなっていう気持ちになって(プレーを)見てほしい」(工藤琉人さん)