保育士の数を偽るなどして補助金約6600万円を不正受給…札幌市が4つの認可保育園を運営する中和興産を刑事告訴
4つの認可保育園で在籍する保育士の数を偽るなどして補助金をだまし取ったとして、札幌市は3月27日、運営会社を告訴しました。
札幌市によりますと白石区の「ちゅうわ南郷保育園」など4つの認可保育園を運営していた中和興産は、2022年までの4年間、保育士の人数の中に退職した職員を含めて報告するなどし、補助金およそ6600万円を不正受給していました。
市は2024年8月、返還を求めていましたが、運営側が応じないことから、詐欺利得罪に当たるとして、27日付で刑事告訴しました。
中和興産は運営する4つの認可保育園で2024年に職員が一斉に退職するなどし、札幌市が認可を取り消しています。