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【旭川女子高校生殺人】内田梨瑚被告の"舎弟"「控訴しない」懲役23年の小西優花被告が上訴権を放棄―判決当日に弁護側が明かした被告の心情_控訴の期限は3月21日_北海道旭川市

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内田梨瑚被告(22)と小西優花被告(20)を乗せた車

内田梨瑚被告(22)と小西優花被告(20)を乗せた車

 2024年4月、北海道旭川市で留萌市在住の女子高校生(17)を橋から転落させ殺害した事件をめぐり、3月7日に懲役23年の実刑判決を受けた女が上訴権を放棄していたことが分かりました。


 上訴権を放棄したのは旭川市の無職、小西優花被告(20)です。

事件があった現場

事件があった現場

 この事件では、内田梨瑚被告(22)と共謀した当時19歳の小西被告が、旭川市の神居古潭の橋から女子高校生を転落させ殺害した罪などに問われていました。


 3月7日の判決公判で旭川地裁は「人格を否定する極めて悪質な犯行。犯行動機は身勝手で理不尽、汲むべき点はない。主体的に関与したことは明らか」などとし、懲役23年の判決を下しました。

判決公判(3月7日)

判決公判(3月7日)

 旭川地裁によりますと、小西被告本人から3月12日付で上訴権の放棄の申し出がありました。


 小西被告本人が刑務所に申し出て、裁判所に通達されたということです。

 小西被告は上訴権を放棄したことで、第一審、第二審の判決に対する不服の申し立てである、控訴と上告の権利を放棄したことになります。

旭川地裁

旭川地裁

 判決から2週間の控訴期間を待たず、上訴権の放棄をしたことで、小西被告は刑の確定が早まり、服役の開始が早まる可能性があります。


 旭川地裁によりますと、判決の確定には弁護側と検察側、双方の合意が必要ですが、検察側からの申し出がないため、3月13日正午現在、小西被告の判決は確定していません。

 小西被告の控訴期間は3月21日までです。

 判決公判があった3月7日、小西被告の弁護側は小西被告が控訴の意向がないことを明らかにしていました。


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