【知床観光船沈没事故】桂田精一社長は何を語るのか?乗客の家族ら『約15億円』の損害賠償請求裁判―午後から初弁論<北海道>
3年前、知床半島沖で26人が死亡・行方不明となった観光船沈没事故で、乗客・家族らが運航会社社長に対し損害賠償を求めている裁判の初弁論が3月13日午後から札幌地裁で開かれます。
2022年4月、知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没した事故では乗客・乗員26人が死亡・行方不明となりました。
2024年7月、乗客の家族29人が運航会社と桂田精一社長に対し、約15億円の損害賠償を求め、提訴していました。
原告側は「出航を中止すべき天候が予想されていたにも
かかわらず出航した」などと主張。
一方、被告側は「海が荒れたら引き返す条件付き運航に従い、適切に運航することで回避は可能だった」
などとして、過失は認められないと主張しています。
初弁論は3月13日午後1時30分から札幌地裁で行われ、桂田社長も出廷する予定です。