尻尾が“ちぎれる”【動物園の子ゾウ】おもちゃをつるすチェーンにはさまりケガ‐今は元気で展示再開へ…札幌市円山動物園
北海道札幌市の円山動物園で飼育されている子どものゾウ「タオ」が、尻尾の先がちぎれるけがをしていたことが分かりました。
円山動物園によりますと、1歳のメスのアジアゾウ「タオ」は3月9日午前11時半ごろ、尻尾の先端が約7センチちぎれているのが見つかりました。
原因は、おもちゃをつるすチェーンに尻尾がはさまり、抜け出す際にちぎれたということです。
ケガをする前と見比べると、先端の毛がある部分がなくなっているのが分かります。
園はすぐに止血をして薬を与えるなどした後、母親の「パール」とともに、展示を中止しました。
現在、「タオ」は食欲もあるということで、16日ごろには展示が再開される予定です。
園は、ケガの原因となったチェーンにカバーを付け、再発防止に取り組むとしています。