「ひな祭り」イベント各地で開催…札幌ではカワイイ衣装に身を包んだ園児が歌を披露・福島町では幕末に作られたとみられる人形など寄贈された1300体飾る・浦河町では神社の石段を"ひな壇"に壮観700体
3月3日は「桃の節句」です。各地で「ひな祭り」を祝う、さまざまなイベントが行われました。
園児がひな人形に扮し「ひなまつり」を祝う
札幌市の幼稚園では園児がひな人形に扮し、かわいらしい姿をお披露目しました。
「かわいい」
化粧をして、きらびやかな衣装に身を包んだ子どもたちがひな壇に勢ぞろいしました。
札幌市中央区の大谷幼稚園では園児51人がひな人形に扮し、「ひなまつり」を祝いました。
1929年から続く伝統行事です。
子どもたちはすまし顔でポーズを決めていました。
「(Q.うまくできた?)できた、歌えた」(園児)
「いつもと違う衣装で、とてもかわいかった」(保護者)
「お疲れさまでした」(保護者)
「ありがとう」(園児)
1300体のひな人形に圧倒
こちらは北海道南部の福島町です。
ホールを埋め尽くすほどのひな人形に圧倒されます。
「自分の孫が(ひな人形を)しまって使っていないから、それを持ってきたのが始まり」 (チロップの会代表 熊谷正春さん)
福島町で開かれている第16回「ひな・武者人形まつり」
北海道内各地から寄贈された人形、約1300体が飾られています。
中には幕末時代に作られたとみられるものも。
「時代を感じる、この着物は」
「いいなと思う。家にただ置いていても粗末になる」(いずれも来場者)
展示会は入場無料で、2025年5月6日まで開かれています。
浦河町では石段をひな壇に!
「この人が真ん中。これも?。それも女の子の隣」
小学生が手伝ってひな人形を飾ります。
3月2日、日高地方の浦河町で行われた第3回「うらかわひなまつり」です。
神社の境内の101段の石段にひな人形を飾り付けました。
人形は町民が寄贈したものであわせて約700体です。
「おひなさまがいっぱいあって、すごかったです。来年もまた来たいです」(来場者)
約700体すべてが飾られたのは第3回の今回が初めてです。
第2回の2024年は風が強く、一部の人形しか飾れませんでした。
2日は約2千人が訪れ、壮観な、ひな飾りを楽しみました。