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「早く許可を出せ。都市計画法と旅館業法は関係ないだろ。法律に書いてあるのか」"日本一危険な動物園"ノースサファリサッポロ―札幌市保健所に宿泊施設の許可を迫る

政治 社会 友だち追加
ノースサファリサッポロの園内(資料)

ノースサファリサッポロの園内(資料)

 飼育小屋など156棟の建物を無許可で建て、違法状態のまま営業を続けていてる「ノースサファリサッポロ」。札幌市によりますと、新しい宿泊施設の許可をめぐり、2024年に「早く許可を出せ」などと札幌市保健所に迫っていたことが分かりました。


 園内に無許可で建てた156棟の違法建築物が問題になっている札幌市南区の民間の動物園、「ノースサファリサッポロ」

 園内の「アニマルグランピング」と呼ばれる動物とともに宿泊できる施設をめぐり、”ノースサファリ”が2024年8月から9月にかけて札幌市保健所に「早く許可を出せ」などと強く迫っていたことが札幌市への取材で新たに分かりました。

ノースサファリサッポロの園内(資料)

ノースサファリサッポロの園内(資料)

 当時、保健所は札幌市が違法建築物の撤去を求めていたことから、”ノースサファリ”に許可に向けたハードルが高いことを10回以上にわたって説明。


 それでも”ノースサファリ”は「都市計画法と旅館業法は関係ないだろ」「(別の違法行為があると旅館業の許可を出せないと)法律に書いてあるのか」などと迫りました。

 その後、”ノースサファリ”が許可申請を出したため保健所は10月25日に許可を出しました。

 保健所は「申請書が出たら、適切な施設であれば法律に戻づいて、許可しなくてはならない」としています。


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