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女子バスケWリーグ札幌で開催 道産子選手が躍動 デンソー本川「また戻ってきたい」トヨタ自動車ルーキーコンビ岡本&小野寺「北海道バスケ熱のエネルギーになりたい」

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デンソーアイリス 本川紗奈生選手

 1月25日・26日北海きたえーるで、バスケットボール女子Wリーグトヨタ自動車アンテロープスvsデンソーアイリスの試合が行われました。両日ともにBリーグレバンガ北海道vsアルバルク東京との共同開催で、男女トップリーグの試合を続けて観戦できるというバスケファンにとって大興奮の2日間となりました。Wリーグの試合は日本代表の高田真希選手・馬瓜エブリン選手を擁するデンソーが連勝を飾りました。

 道産子選手たちが存在感を発揮。プロ選手として初めて北海きたえーるのコートに立った札幌山の手高校出身の本川紗奈生選手(32歳・デンソー)は両日ともにスタメン出場を果たし勝利に貢献。試合後には「(地元開催で)緊張した。嬉しいという気持ちもあり、またやりたいなと思いました。すごく良い環境でプレーでき、みんなの顔を見ると懐かしい気持ちにもなった。北海道のバスケットへの熱っていうのは変わらなかった。また戻ってきたい」と北海道への思いを口にしました。また今回の遠征は試合の前々日に北海道に入り、チームメートの馬瓜エブリン選手と念願だったシメパフェに行きエネルギーチャージ。本川選手は抹茶パフェ、エブリン選手はいちごパフェを食べ北海道を楽しんだとのことです。

 試合には敗れたもののトヨタ自動車の道産子ルーキーコンビがビッグプレー。岡本美優選手(23歳・藻岩北ミニ―東月寒中―桜花学園高―東京医療保健大)は2日連続2桁得点をマーク。小野寺佑奈選手(22歳・マジカルキッズー清田中―開志国際高―日体大)は司令塔として26日、チーム最多の7アシストを決めるなど存在感を発揮しました。

【トヨタ自動車 岡本美優選手】
「地元での試合なので楽しもうと思って試合に臨んだ。北海きたえーるでの試合は中学生以来。チームメートの小野寺選手と中体連で戦った思い出の場所。今こうしてプロ選手として、しかも小野寺選手と一緒のチームでプレーできたことはすごく感慨深い」

【トヨタ自動車 小野寺佑奈選手】
「バスケットボールを始めた北海道で、トヨタ自動車の一員としてバスケができたということにすごく感謝していてすごく特別な試合になった。北海きたえーるのメインアリーナ1面でバスケットボールをしたのが今日が初めてだと思います。本当に幸せな時間でした。小中高も敵チームで高校はお互い北海道を離れてライバルとして試合を重ねてきた岡本選手とこうやって同じプロチームで一緒にプレーしてるっていうのは北海道選手の中で特別だと思っている。北海道のバスケットボール熱のエネルギーに二人がなれるように今後も一緒に頑張っていきたい」