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【密着】「ベストパートナーになりたい」“鼻の捜査官”警察犬と最強タッグ目指す若手警察官の訓練の現場_カギは息を合わせられる『信頼関係』作り!北海道

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「座れ!」「待て!」いよいよ訓練開始

服従訓練

服従訓練

 苦手なお風呂を乗り切りご機嫌を取り戻したうるみ。いよいよ訓練開始です。


 「座れ、待て」

 これは「服従訓練」と呼ばれるもので、犬と信頼関係を築いた上で指示します。

 「来い!そう来い!」

 「私の左横につかせるのが『あとへ』っていう指示」

指示通り吠えることも

指示通り吠えることも

 「吠えさせることもできます。指示で」


 「吠えろ!」(すべて油谷さん)

 指示に即座に反応するうるみ。油谷さんから目線が全く外れません。

 「次どんな指示が来るのかっていうのをしっかり犬自身も、考えながらやってほしいので、こう顔見ながらやるっていうのは心がけている」(油谷さん)

記者も体験…犬との信頼関係を少しづつ築き上げた

記者も挑戦するが…

記者も挑戦するが…

 賢い警察犬なら誰にでも扱えると思われがちですが、この訓練がどれほど難しいのか、犬好きの記者が体験させてもらいました。


 「うるみ!あとへ。いい子だけどこっち向てくれない」(福岡記者)

目線はすぐに記者から外れる…

目線はすぐに記者から外れる…

 油谷さんの時と比べると一目瞭然。うるみの視線が常に向けられていたのに対し、記者の指示には従いますが目線はすぐに油谷さんへ。まるで顔色を伺っているようです。


 「最初は私も同じです」(油谷さん)

 「私みたいな感じでした?」(福岡記者)

 「一緒です」(油谷さん)

 「犬とのコミュニケーションがない状態というのが(記者のような)状態。そこから訓練を重ねていってちゃんと聞いたりというようになってくれる」(宮本さん)

 2024年の4月からタッグを組み、時に悩みながらも少しずつ信頼を築いてきた関係性が見えました。

 「経験と知識が私は全くないので『ほんとにこいつで大丈夫なんだろうか』っていうところはあると思うので、そこの犬の不安っていうのも取り除いて、しっかり私についてこいっていう気持ちでやっていかないといけない」(油谷さん)

新婚の夫とは離ればなれ…さみしいけど、愛情はうるみへ

夫に買ってもらったお弁当箱

夫に買ってもらったお弁当箱

 ようやくお昼ご飯の時間です。


 「手作り弁当ですね。カルシファーが好き。夫に買ってもらった」(油谷さん)

 2024年6月に結婚したばかりですが、夫は釧路の警察署に勤務しているため離ればなれ。

 「ちょっと寂しいですけど、その分の愛情をうるみちゃんに注いでいる」

 「いただきます」(ともに油谷さん)