「埋まって動けない」中国人の45歳高校教師から救助要請…“バックカントリースキー”中に『雪で通行止めの道路で』 約2時間後に発見される 北海道倶知安町
北海道倶知安町で1月3日、圧雪されていないコース外を滑走する、いわゆる“バックカントリースキー”をしていた中国国籍の男性が雪に埋まり、救助要請がありました。その後、男性は警察などによって救助されました。
3日午後4時ごろ、中国国籍で高校教師の男性(45)から「雪に埋まって動けない」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男性は午前10時20分ごろからニセコアンヌプリのスキー場で同行者と2人で滑っていました。
その後、山の頂上へ行き、正午ごろからは別々にバックカントリースキーをしていましたが、頂上から北側へ向かい道道へ降りて滑っていたところ、雪に埋まり動けなくなり救助要請をしたということです。
男性は自力で脱出し、午後6時ごろワイスホルンの登山口付近にいたところを警察と消防が発見しました。
男性に目立ったケガはなく、病院への搬送もありませんでした。
警察によりますと、当時、男性が滑っていた道路は雪のために通行止めになっていました。
警察は冬山でのレジャーには慎重な行動をするよう呼びかけています。