北海道 帰省の移動注意!【菅井さんの天気予報 12/27(金)】大晦日は全道で湿り雪…新千歳空港も空の便に影響か
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分
◆きょう27日(金)の気温
朝は江差町でー4.5℃と、今季一番の冷え込みとなりました。
日中も、全道的に気温が上がらず、札幌は最高気温でもー3.4℃でした。
平年より2~5℃も低く、厳しい年末となっています。
◆今夜~あす朝にかけて予想降雪量
空知地方や羊蹄山麓で最大30センチです。
札幌市内はほとんど降らず、多い所でも3センチ以下で、
路面が寒さにさらされ凍り付いていますので、
転倒やスリップ事故に気を付けて下さい。
◆あす27日(木)の天気
日本海側は雪が続くでしょう。
日中は、雪の降り方が弱まっても、夜は、再び、大雪のおそれがあります。
特に、上川、留萌、空知地方で、積雪が増えるでしょう。
風も強いため、吹き溜まりもできそうです。
◆あす27日(木)の気温
太平洋側は朝の冷え込みが強まるでしょう。
釧路、苫小牧の最低気温はー10℃です。
日中は前日と同じぐらいで、広範囲で真冬日が続くでしょう。
◆年末年始の天気
・28日(土)~29日(日)
日本海側は大雪や吹雪が続きます。
西風のため、岩見沢市や倶知安町など、
今月は豪雪に見舞われたエリアで、積雪が増えそうです。
・30日(月)
道北で雪が降りますが、そのほかは天気の大きな崩れはなく、
比較的穏やかです。
大掃除や買い出しなどにも良いでしょう。
・31日(火)
北海道の南を低気圧が通過するため、
広範囲で湿り雪が降りそうです。
新千歳空港など空の便にも影響が出るかもしれません。
着雪停電にも気を付けて下さい。
・1月1日(水)
低気圧が通過するため、
南西部は局地的な大雪や吹雪となりそうです。
札幌も積雪が急激に増える可能性があります。
・2日(木)~4日(土)
冬型の気圧配置に戻り、
日本海側の同じエリアで雪が続き、積雪が増えるでしょう。
・5日(日)
寒気が弱まり、日本海側の雪の降り方は弱まるでしょう。
太平洋側東部は、晴天が続きますので、
空気の乾燥にご注意下さい。