スーパーの棚が空に “コメ不足”その後…価格高騰が続き飲食店では値上げも―専門家は「年明けも上がるが6月ごろから下がる」 調達先の多様化が進み農家から直接買い付けも
旭川市の稲作農家、川添宏明さん。
作るコメのほとんどを、ホームページなどで直接販売しています。
こちらでもコメ不足以降、注文が増えました。
「不安に思っている客が多いようで『年間契約はないか』とか『1年分買わせてほしい』という人も非常に多くいる」(稲作農家 川添 宏明さん)
川添さんは2025年に農業法人を組織し、従業員を増やして安定した生産体制を作る計画です。
「価格が上がったことで、持続して農業が続けられる見通しが立った。今後の価格次第だが、どんどん良いコメを作れるような体制を作っていきたい」(川添さん)
このような動きに専門家は。
「スーパーだけでなく、多様なコメの調達先を確保しようという動きが増えている。農家を支えたいから直接買おうという動きになれば、大きなうねりになる。直接支えようという意識が芽生えると、変わると思うし今後も増えると思う」(小川助教)
2025年はコメの生産量や価格が安定するのか。
生産者や消費者の動向が注目されます。