“ふるさと納税”で提訴…返礼品としてホタテやカキなど海産物を提供していた水産加工会社が北海道紋別市を相手取り「一方的にポータルサイトへの掲載を打ち切られた」
ふるさと納税の寄付額が昨年度192億円以上で全道一位の紋別市を相手取り、返礼品を提供していた水産加工会社が12月25日、提訴しました。
紋別市を提訴したのは、市のふるさと納税の返礼品としてホタテやカキなどの海産物を扱う市内の水産加工会社です。
会社側によりますと2024年2月、市から一方的にふるさと納税のポータルサイトへの掲載を打ち切られたことなどにより多額の損害を被ったとして市に損害賠償を求めています。
会社は返礼品の登録をめぐり市とトラブルになっていました。
「会社のことを考えるのであれば市役所に頭を下げてすいませんでしたというべきなのかもしれないが。それをやると人としてどうなのか」(水産加工会社)
市は「詳細については現時点でコメントできない」としています。