北海道議会「宿泊税導入」条例が成立…1泊の宿泊料金に応じて税額を変える「段階的定額制」倶知安町は道税の相当分を納付するため 独自の宿泊税を値上げする可能性も
北海道が2026年度から導入する宿泊税の条例案が道議会で審議され、賛成多数で条例は可決・成立しました。
12月12日に可決成立したのは道が26年度から導入する宿泊税についての条例です。
1泊の宿泊料金に応じて税額を変える「段階的定額制」で、3段階あります。
宿泊税をめぐっては、先に「定率制」で始めている北海道後志地方の倶知安町が、宿泊業者の作業負担が増えるとして、道の宿泊税との両立に反対していました。
その後、鈴木知事と文字町長が倶知安町を道宿泊税の適用外とすることで合意したことを受け、与党が賛成。
野党は反対したものの、12日、可決されました。
ただ倶知安町は道税の相当額を納付する必要はあり、ねん出するために独自の宿泊税を値上げする可能性があります。