道の「宿泊税」導入問題…既に制度が存在する倶知安町は"免税"する方針…鈴木知事が倶知安町長と会談―町は道税相当額を別の形で納めるため独自の宿泊税を値上げする可能性
北海道が再来年度からの導入を目指す宿泊税をめぐり、鈴木知事はすでに制度がある倶知安町を免税とする方針を示しました。
「(道と合意が)きょうまでたどり着いた。本当にあらためて感慨ひとしお」(倶知安町 文字一志 町長)
鈴木知事は12月10日、道の宿泊税導入後、すでに独自の制度で徴収している倶知安町を免税とする方針を示しました。
宿泊税をめぐっては、道が宿泊料金に応じて税額を変える段階的定額制を目指すなか、定率制を導入している倶知安町が宿泊業者の負担が増えるとして反対していました。
町は道税相当額を別の形で納めるため、独自の宿泊税を値上げする可能性があります。