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【速報】交際相手の女ら2人をより罪の重い『強盗致死罪』などの罪で起訴ー「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」"暴行&謝罪動画"撮影し金品強奪する凄惨な犯行【大学生集団暴行死】札幌地検

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交際相手の八木原被告(右)と川村被告=SNSより

交際相手の八木原被告(右)と川村被告=SNSより

 北海道江別市で男子大学生が集団で暴行を受けて死亡し男女6人が逮捕された事件で、札幌地検は12月6日、交際相手の女ら2人を強盗致死の罪で起訴しました。


 起訴されたのは江別市の大学生、八木原亜麻被告(20)と友人の川村葉音被告(20)の女2人です。

 2人は10月26日、江別市の公園で、八木原被告の交際相手で大学生の長谷知哉さん(20)に暴行を加えて死亡させたほか、キャッシュカードなどを奪ったとして、傷害致死や強盗などの疑いで逮捕されていましたが、札幌地検は法定刑が死刑または無期懲役とより罪の重い「強盗致死罪」で起訴しました。

 

 

 捜査関係者によりますと、逮捕された6人の内、一部が長谷さんへの暴行の様子をスマートフォンで撮影。動画の中では八木原被告との交際をめぐるトラブルについて因縁をつけて長谷さんに謝罪させている様子が映っていたということです。


 これまでの警察の調べに八木原被告は「直接手を出さなかったが他の容疑者の暴行の様子を笑ったりあおったりした」と話す一方、川村被告は「自分も暴行した」などと話していました。

 

 

 起訴状によりますと、八木原被告と川村被告は16~18歳の少年4人と共謀のうえ、江別市の公園で、長谷さんの腹部、顔面などを多数回にわたり殴ったり蹴ったりする暴行を加え、金品を奪おうと考え「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」「銀行カードあんのか」など言い、頭部や腹部を複数回踏みつける暴行を加え、現金二千数百円とクレジットカード1枚、キャッシュカード1枚が入った財布ほか1点を奪い、さらに暴行を加えて暗証番号を聞き出しました。


 長谷さんは一連の暴行で「外傷性くも膜下出血」「硬膜下血腫」「腰椎右横突起骨折」「右腎臓損傷」などの傷害を負い、搬送先の病院で死亡しました。

 八木原被告ら2人はクレジットカードを使用して商品をだましとろうと考え、市内のコンビニの電子決済を通じてクレジットカードを不正に使用しタバコなどを購入。

 さらに川村被告は、札幌市内のコンビニのATMで、奪ったキャッシュカードを使い現金12万7000円を引き出しました。

事件の相関関係

事件の相関関係

 ■"交際相手" 八木原亜麻被告(20)

 「強盗致死」「詐欺」「詐欺未遂」の罪で起訴

 ■"八木原被告の友人" 川村葉音被告(20)
 「強盗致死」「詐欺」「詐欺未遂」「窃盗」の罪で起訴

 


 


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