山林で倒れていた76歳男性―胸から血を流し何かに刺された痕跡が…付近には罠にかかったオスジカ1頭 “角”が刺さったか 搬送先の病院で死亡『シカのくくり罠』見に行くために外出 北海道ニセコ町
北海道ニセコ町の山林で、高齢の男性が倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡が確認されたのはニセコ町桂台に住む農家の男性(76)です。
男性は11月23日午前10時ごろ、山林に仕掛けられたシカを捕獲するくくり罠を見に行くために外出しました。
その後、男性の帰りが遅く不審に思った妻が現場へ確認をしに行ったところ、倒れている男性を発見しました。
男性は胸から血を流し、意識のない状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性の胸にはシカの角が刺さったとみられる痕跡があり、罠にはオスのシカ1頭が捕獲されていたということです。
警察は男性の胸にシカの角が刺さった可能性もあるとみて、事件と事故の両面で調べています。