【衆院選】"食料の安定供給"どう実現?食料自給率「1100%」 日本最大の食料基地十勝 北海道11区 食の安定供給を願う住民のホンネに候補者は
前回は比例復活で当選した自民党の前職、中川郁子候補(65)。
農家の所得向上を目指すべきだと訴えます。
「自然に左右される農林水産業であります。この課題をしっかり解決する」(中川候補)
農産物の輸出を推進するほか、AIなどの活用も訴えています。
「特に農業に関しては、食料・農業・農村基本法の改正。これで価格転嫁できること、農林水産業の経営を後押しする。安心感を持って営農していただける形を作っている」(中川候補)
支援するレストランが地元食材で作った弁当で、充電完了です。
共産党の新人、佐藤耕平候補(48)。
「農業をしっかり守るためにも農業予算、大幅に増やさなければならない。農畜産物の価格の補償、農家の所得の補償を実現する」(佐藤候補)
肥料代などの高騰に対する対策や農業設備を維持する補助を大幅に増やすことなどを通じて、農業の発展や地域の活性化を目指しています。
「国民の命を守ると考えた時、やはり食料を守る。そこが今の政治の中では大きく欠けている、足りない部分。農業をしっかり守ることが十勝経済を守ることにつながる」(佐藤候補)
十勝の食材がつまったカレーライスで、選挙戦を戦い抜きます。
日本最大の食料基地を守り、発展させる有権者の願いにどう応えるのか。投票まであと5日です。