【追跡】目利きのプロ伝授「激アツ」“秋の味覚”は?― “サンマ”買う時は箱の数字に注目? "サケ"不漁で筋子は値上がり傾向も 今シーズンのお買い得は…地中海産『マグロ』 さらに北海道にカジキマグロも
箱の数字でサンマの大きさを判別!?
ここで買う時に知っておきたいポイントが!
「これ見てもらいたいんですけど、箱の横に書かれた数字18」(木島さん)
「1箱に何匹入っているかというのがこの数字。2キロの箱に何匹入っているかで大きさが変わってくる。数が少ないほど魚は大きい」(木島さん)
例えば2キロの箱に15と書かれていたら、15匹しか入っていない。イコール、大きくて脂がのっているサンマ。
逆に25と書かれていたら小さくて食べる部分が少ないサンマなど、箱の数字を見るだけで、ある程度判別ができちゃうんです。
「これを見たらどれくらいのサイズが並んでいるかわかる!」
「見比べられるので一目でわかります。(2キロの箱の場合)17ぐらいが大きい小さいの境目で、脂も変わってきます」(木島さん)
「17以下だったらかなり大きい?」
「絶対買った方がいいですね」(木島さん)
2024年はおいしいサンマが、手軽に味わえそうで一安心。
筋子が見当たらない!?サケの不漁が続くか
次は秋の味覚「筋子」。9月、サケの初競りが行われたこともあり、そろそろイクラを作りたいという人も多いはず。しかし、店内を見てみると。ない!ない!!筋子がどこにも見当たらない!!!
「秋の味覚を探しに来たんですが、筋子、見当たらないんですが」
「筋子が今、非常に状況が悪くて。サケ自体がダメなので筋子も必然的にないんです」(木島さん)
2024年は海水温上昇などの理由でサケが不漁。初競りでも過去10年で最高値を記録し、今後も高値が続く見通し。
2023年の9月頃だと100グラム600円前後で販売していたという「筋子」。今後、店頭に並ぶとしたらズバリお値段は、い・く・ら??
「今年は(去年の)倍近いのかなっていう。100グラムで1,000円は間違いなくすると思います」(木島さん)
「(太平洋の北海道東部から始まり)シーズンが終わりに近づくと今度は日本海からサケが来るので、今年はそれに期待したいです」(木島さん)