“いかのおすし”5つの防犯行動で身を守る―夏休みの子どもたちに警察が防犯教室 小学6年の女の子3人が男に脅迫され連れ回される事件受け実施 札幌市豊平区
札幌市豊平区の公園で7月、小学生の女の子3人が男に連れ回された事件を受け、夏休み中の子どもたちに警察が防犯教室を開きました。
「“いかのおすし”の『の』。お母さんに頼まれて病院まで連れてきてと言われた。車に乗って行こう」(警察官)
「だめ?ほくとくんは乗らないって言っている」(警察官)
「のらない」(参加した子どもたち)
札幌市豊平区の防犯教室で、警察が子どもたちに伝えているのは“いかのおすし”です。
「いかない・のらない・おおごえをだす・すぐにげる・しらせる」この5つの行動で不審者から身を守ります。
豊平区では7月30日夕方、公園で遊んでいた小学6年の女の子3人が、男に脅迫され連れ回される事件が起きていました。
「いかのおすしについて詳しく知れて良かったです」(参加した子ども)
北海道警察によりますと2024年6月末時点で、北海道内で16歳未満の子どもに対する性犯罪等の前兆とみられる行為は267件となっていて、ここ数年とくらべて増えています。
警察は子どもから不審者に関する話を聞いた時は、すみやかに警察に通報してほしいと呼び掛けています。
【北海道内子どもに対する前兆行為(各6月末で比較)】北海道警調べ
■2024年267件
■2023年174件
■2022年169件
■2021年249件
■2020年227件
■2019年404件