人口減や資金難&担い手不足…"苦境"に立つ伝統の祭りを後世へ 勇壮な火くぐりが魅了する「琴平神社例大祭」 あの手この手の奮闘で成功裏に 北海道古平町
あれっ?町長!!!!
「やっぱり燃えちゃうよね」(成田町長)
スタッフ分の弁当だけでも大量です。
「(Q.これ皆さんで用意された弁当なんですか?)いや、弁当店から(笑)」
「(Q.余市まで取りに行った?)時間帯見計らって車の混雑を考えて」(ともに運営スタッフ)
作業は大変そうですが、関わっている人はなんだか楽しそうな雰囲気。いたるところで同窓会のような状況も見られました。
「(天狗と)同級生なんでずっと学校も一緒で、幼稚園の頃からずっと一緒で」(観客)
「懐かしいですよ。(Q.こういう時、同級生と会えるの?)いやホントですよね何十年ぶりにっていうのが、ホントに一瞬で笑顔にさせてくれる」(参加者)
天狗やみこしが燃え盛る炎を渡るクライマックスのころには観光客も含め、町は人で埋め尽くされました。
「母が古平町出身なので赤ちゃんの時から祭りに参加している。何とかこれから100年200年と続く祭りになったらいいなと思っていたところに、クラウドファンディングの企画があったのでホントにありがたいなと支援させていただいた」(クラウドファンディングに出資した観客)
クラウドファンディングを企画した森さんは…
「いろんな縁ができ、見つけることができた。それが何より財産になった」(地域おこし協力隊 森 雅人さん)
2025年の開催に向け呼びかけた寄付には賛同する人が続々と現れました。
「年々町民が減っているが、見学の方が増えてるのは実感している。祭りは小さいころから出続けているので、なければならないものだと思う」(猿田彦(天狗)を務める 五十嵐 竜太さん)
代々続いてきた伝統を守り、次の世代へつないでいく。時代にあった運営や支援の形を求めて関係者の模索が続きます。