スルメイカは一体どこへ…6月のスルメイカ漁の取扱量が”過去最低の19トン” 3年前の26トンから25%減 海水温上昇が影響か 北海道函館市
漁の解禁から1か月。函館のスルメイカ漁の取扱量が過去最低となっています。
函館市によりますと、6月のスルメイカの市場での取扱量は19トンで、解禁初月の6月としては、統計を開始した2005年以降で過去最低となりました。
これまでの最低だった2021年の26トンから25%も減っています。
さらに今期は小ぶりなイカが目立っていて、函館水産試験場によると、最も多かったのは14センチと過去5年の平均よりも小さくなっています。
函館市によりますと、海水温の上昇が影響しているとみられていて、年間を通しても厳しい状況になる可能性があるということです。