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隊員間でロープつながず“退路見失ったか”空気ボンベ残量も不十分…消防隊員死亡の倉庫火災 事故調査の報告書で指摘 北海道石狩市

事件・事故 社会 友だち追加

 北海道石狩市で2023年に男性消防隊員が死亡した倉庫火災の報告書が公表され、隊員同士の体をロープでつなぐ規定がありましたが、男性隊員に付いていなかったことがわかりました。

 この火事は2023年7月、石狩市新港西2丁目の倉庫から火が出て約17時間後に消し止められましたが、消火活動にあたった男性消防士が死亡したものです。

 報告書によりますと煙が充満する場合、隊員間をロープでつなぐところ、男性隊員はつないでおらず、また倉庫内に持ち込んだホースから離れたために退路を見失ったことが事故の原因と指摘しています。

 さらに、設定した活動時間に対し空気ボンベの量が十分ではなかったとしています。